2009年12月2日水曜日

ビジネスとTOEIC(13):HR


ビジネスとTOEIC(13):HR

利益(profit)=price(価格)-cost(原価)

前回は、上式の右辺 cost を決める要素として、間接費(support activities) のprocurement を紹介しました。
今回は、support activities の HR (人事) を考えてみたいと思います。

HR(human resource management) は次のように定義されています。
Human Resource Management - the activities associated with recruiting, developing, and compensation of employees.

人事とは、従業員に関連した活動であり、採用、育成 そして、報酬などである。

企業は人なり。という言葉があります。これは、松下幸之助が言った言葉です。
人は仕事をすることで、さまざまな経験をし、与えてもらい、成長していきます。さらにその経験をもって、他人をも成長させていくのです。企業の中でそのような経験が活発に行われ、多くの人が成長し、同時に企業も成長していきます。
自分自身の考えをしっかりもち、周りと意見をし合っていくことや、自分なりの考えで問題を発見し、解決する能力を身につけていくことは非常に大切なことです。ひとりひとり違う考え、異なる個性があり、それが集合し切磋琢磨しあうことで、集団として、企業として、さらに成長していくことになるのです。
(引用 http://shukatsuc.jp/news/16)

日本と欧米では、人の使い方が違うようです。
日本では、終身雇用(lifetime employment)が今までの常識です。日本企業は人を育てていき、企業の力となっていきます。一方で欧米では、その役職(position)があくと、その能力を持つ人材を見つけてきます。そして、契約を結びます。(make a contract)そのため、各人がそのポジションで働けるように、自分に投資(invest in oneself)をします。日本では、教育研修(training and development)と称して、社内で行います。これを福利厚生(benefit package, welfare)といって、充実させることでいい人材を採用しようと思っています。しかしながら、この部分が現在では、削減される方向です。なぜならば、人材育成が直接業務とは結びついておらず、無駄な経費(wastful spending)とみなされているからです。研修の種類には、実地研修(OJT, on the job training)もあります。

ここで企業が気をつけないといけないのは、新しく卒業する大学生はそれほど社会の知識を持っていないということです。大学は、企業活動を行うところではないので、そのことを考えて研修を組み入れなければなりません。

また、人間の知識というものは、無形のものです。(intangible knowledge) 仮に従業員がやめたからと言って、その部門が弱く(fragile)なるようなことがあると大変なことになります。それをも踏まえての、教育研修を用意する必要があります。


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福田 治 MBA & MSc -ここだけイギリス おしゃべり王国-
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1 件のコメント:

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